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Interview

- 在学生インタビュー -

伏見 麻由さん

三井化学株式会社

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まずは、簡単なプロフィールを教えて下さい。

化学メーカーに研究職として入社し、ヘルスケア関連製品の研究に従事していました。2021年に現在の研究開発企画管理部に異動後は新製品開発促進に関連する業務を担当しています。


なぜMOTを学ぼうと思われたのですか?また、その中でも農工大を選ばれた理由があれば教えてください。

研究開発企画管理部に異動後、会社の様々な研究を見るようになったとき、研究と市場をつなぐことの難しさを実感しました。特に現在の業務として新製品開発の促進を担当しているため、MOTで学ぶことのできるような知識は必須と思い、学ぶことを決意しました。


農工大を選んだ理由は授業内容のバランスがいいと感じたからです。MOTを学ぶと決めた際、様々な大学の公開講座に参加しましたが、マネジメント系と技術系の授業のバランスがよいと感じたからです。担当教員も実際にビジネスを経験された方が多く、生徒としっかり議論している点が学ぶのにいい環境と思い、農工大で学ぶことを決めました。


東京農工大学のMOTに入学され、当初の目標は達成できましたか?

学び始めてから半年しか経過していませんが、確実に成長をできていると実感していますし、物事の見方が広がっていると会社でもコメントをいただきました。


講義を通じて組織やマネジメント、マーケティングに関して体系立てて学ぶことができた点が成長につながっていると思います。


在学中のお仕事と学業の両立はどのように実現されたのでしょうか?

平日はフレキシブルに対応したいと考えているため、授業は基本的に土曜日や集中講義を選択し、授業の課題などは平日の朝・夜や休日を使って対応しています。仕事をするときは仕事、勉強するときは勉強、遊ぶときは遊ぶ、とON/OFFを分けることで効率的にできているのではないかと思っています。


また、会社のメンバーも私が学んでいることを認識し、状況のヒアリングなども行っていただけているため、現状は業務に支障もなく、友人と遊んだり、趣味を楽しんだりという時間も少なからず取れています。



東京農工大MOTのカリキュラムはいかがでしたか?

学び始めてまだ半年というところではありますが、体系だった学びを得られることはいいカリキュラムだと実感しています。課題が多く大変な講義もありましたが、やった分だけ成長できると実感できるカリキュラムであると感じています。


また、教員だけでなくスタートアップの経営者や様々な業界で仕事をされている方のお話を聞くことのできる機会も多く、自分の仕事をしているだけでは得られない経験ができていると思います。


在学中、特に印象に残っている講義やイベントがあれば教えてください。

経営戦略の講義が印象的です。事前課題やレポート、グループワークと負荷の高い講義であると思いますが、その分、最も成長を感じられる授業だったと思います。ケースを通じて様々な企業の成功例・失敗例、それを踏まえて今後どうするべきかを考えるのは、正解がない分、自由にとことん考えることができ非常に面白いと感じました。


また、様々なバックグラウンドを持つ人が同じケースを読んでも違う考え方をするのは興味深く、様々な視点を知るいいきっかけにもなりました。


学生生活を通じて、ご自身に変化はありましたか?

技術と市場をつなぐことは新製品開発を行う上で必要ですができている人が多いとは言い難い状況です。そこをサポートするのが仕事の一つではありますが、視野の広がりや自分の考えを理論を踏まえて説明できるようになってきていることで、以前よりもいいアウトプットが出せるようになってきていると思います。


今後入学を検討している皆さんへひとことお願いします。

迷っているなら入学することをお勧めします。私自身も自分にできるのかと迷っていましたがやってみると意外と頑張れるなと実感しています。


大変なこともありますが、得ることのできる学びの多さや、同じように頑張る仲間と出会えることは大変さ以上の価値があると思います。

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